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幻の小麦が幻に終わりそうなようすについて報告したメールと、
大きな後退も前向きにとらえる大先輩からの返信を紹介します。
小林節夫さま
← すずき産地
こんにちは。
・・・(略)・・・
というわけで、さっぱり仕事が追いついていませんが、先週、
大麦跡の田んぼに田植えをしてようやくさなぶりとなりました。
あっぱとっぱの傍ら、さては伊賀筑後オレゴン。
忠告いただいて早めに防雀ネットを張ったのですが、
ふつうの田んぼのやり方(つまり上面だけ)だったもので、
スズメに入られてしまい、あわてて側面も覆いました。
それでもの食害が止まず、網の合わせ目やら
地面との接点やらまで完全に塞いだつもりでした。
それでも被害が止まりません。なんと、スズメたちは
網目をすり抜けて出入りしているではありませんか。
かつて田んぼに使っていた網の目合は75ミリでした。
このごろは 細かい45ミリの網を使うようになりましたが、
それすら通り抜けられてしまうのですから、お手上げです。
ここまで書いて、
インターネットで検索してみたところ、なんと今は
20ミリとか30ミリの目合の製品もあることを知りました。
もはや手遅れの観が濃厚ですが、
とりいそぎ非常事態の報告とさせていただきます。
(04/06/29)
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小林節夫さん
→ すずき産地
お元気のようで何よりです。
伊賀筑後オレゴンが、それでも雀の攻撃に手を焼くほどに稔ったということは
先ずは大成功と言うべきでしょうか。
一つには、
あの程度の低温処理で春播性の麦が稔ったという実験結果が得られたことです。
二つに、
それも雀が網をくぐりぬけてでも来るくらいおいしい実をつけたということでしょうか。
三つに、
ポジティブに考えれば、来年作るときの予行演習が出来たということは確かですね。
うちの伊賀筑後オレゴンは、もうすっかり熟れて、すぐにも刈りたいのですが、
選挙もあるし、ネギの雑草との戦いもおくれはとりたくないし…、
あと2〜3日たたないと刈れません。
刈ったら干すのに好天が一日でいから欲しいのです。
ビニール製品のシートなどでは幾日やっても乾きませんから、
私たちは稲わらで作った厚いムシロ二日で乾燥は完璧です。
間に雨が降ってもたたんでおいても大丈夫。先人の知恵ですね。
ビニールなどという成り上がり者とは違う!という感じです。
今年は近年になく、稲やモロコシの生育が進んで、
出穂もかなり早いかなと思っています。
もうすぐ幼穂形成期にはいるのではなかろうかと思います。
暑さの厳しい盛りです。健康に気をつけて…。
(04/06/29)
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